缶詰ドッグフードの選び方は?注意点や正しい保存方法も解説

未分類 更新日:2023.3.29
机の下から顔と手を出す子犬

「ごはんの食いつきがよくなってほしい」「シニア犬でも食べやすいごはんを用意したい」などの理由から、缶詰タイプのドッグフードをお探しの方も多いのではないでしょうか。缶詰ドッグフードには、香りがよい、水分もとれるといったさまざまなメリットがあります。

今回の記事では、缶詰ドッグフードの選び方や注意点などについてご紹介します。記事の後半では正しい保存方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

缶詰タイプのドッグフードとは

ひと口にドッグフードといっても、大きく分けてドライフードとウェットフードの2種類があります。缶詰タイプのドッグフードは、このうちのウェットフードに分類されます。

ここからは、ウェットフードとドライフードの違いについてご紹介します。

 

ウェットフードの特徴

ウェットフードとは、水分が75%以上含まれたドッグフードのことです。栄養と水分を同時に摂取できるうえに、香りがよいため犬が食いつきやすい特徴があります。しかし、ドライフードよりも歯にこびりつきやすいため、食後のケアが必要です。

 

ドライフードの特徴

ドライフードとは、水分量が10%以下のドッグフードのことです。賞味期限が長いため、コスパに優れているメリットがあります。しかし粒が硬いため、シニア犬や歯が弱い犬には向いていないケースもあります。

 

缶詰タイプのドッグフードの選び方

缶詰めのドッグフードとドッグフード

ここからは、缶詰タイプのドッグフードの選び方についてご紹介します。

 

主食 or おかずの「与え方」で選ぶ

ドッグフードは、一般的に総合栄養食、栄養補完食、一般食、食事療法食に分類されます。総合栄養食はいわゆる主食であり、犬に必要な栄養がバランスよく含まれているドッグフードです。ペットフード公正取引協議会が規定する栄養基準を満たした商品のみが「総合栄養食」と表記でき、基本的に犬には水と総合栄養食だけを与えていれば問題ありません。

栄養補完食や一般食は、いわば「おかず」であり、それだけで必要な栄養を補えるものではありません。犬の食いつきをよくしたり、カロリーを補充したりするために活用しましょう。

また食事療法食は、何らかの疾患を抱える犬に向けて作られた食事のことです。食事療法食の与え方や量などについては、自分で決めるのではなく必ずかかりつけの獣医師に相談しましょう。

 

良質なタンパク質が含まれているものを選ぶ

缶詰タイプのドッグフードを選ぶ際には、良質なタンパク質が含まれているかを確認しましょう。とくに消化のよさを重視したい場合は、植物性タンパク質ではなく動物性タンパク質が含まれたドッグフードがおすすめです。

植物性タンパク質に多く含まれるグルテンは犬の体内で消化されにくいので、十分に栄養を吸収できない可能性があります。身体全体に栄養を行き届かせるためには、上質なビーフやチキンなどの動物性タンパク質を摂取させましょう。

 

添加物の有無・種類を確認する

愛犬の身体にやさしい原材料にこだわりたい場合は、添加物の有無を確認しましょう。缶詰タイプのドッグフードはドライフードよりも傷みやすいため、長持ちさせるために防腐剤や保存料などの添加物が含まれているケースが多いです。

人工的な添加物を摂取させたくない場合は、パッケージに「完全無添加」「100%無添加」などと表示されたものを選ぶのがおすすめです。

しかし添加物のなかには、犬のための栄養を補完する重要な役割を果たすものもあります。したがって「添加物=悪いもの」とは捉えず、全体的な栄養バランスなどを考慮してドッグフードを選びましょう。

 

愛犬の年齢に適したものを選ぶ

缶詰タイプのドッグフードを選ぶ際には、愛犬の年齢に合っているかどうかも確認しましょう。犬は子犬から成犬、シニア犬になるにつれて、必要となるエネルギー量や栄養素が変化します。

ライフステージに応じたドッグフードを見つけるためには、商品に記載された対象年齢をしっかりチェックしましょう。健康的な身体を長く維持するために、年齢に合った食事を与えてください。

 

早めに食べ切れるサイズのものを選ぶ

ドッグフードを選ぶ際は、早めに食べ切れるサイズかどうかをチェックしましょう。ドッグフードには商品ごとに賞味期限が記載されていますが、ほとんどの商品は1度開封すると、賞味期限にかかわらず早めに食べ切らなければなりません。

缶詰タイプに関しても、いったん蓋を開けたものは早めに食べ切らないと傷んでしまいます。1回に使う量が少ない場合や小型犬の場合などは、あらかじめ小さめサイズの商品を選ぶのがよいでしょう。

 

続けやすい価格帯のものを選ぶ

缶詰タイプのドッグフードを選ぶ際は、続けやすい価格帯であるかどうかも重要なチェックポイントです。缶詰タイプは一般的なドライフードと比べて、価格が高くなる傾向にあります。

いくら良質でおいしい商品でも、価格が高いものを継続的に購入していると家計に負担がかかります。ドッグフードは継続的に買うものだからこそ、コスパ面でも優れている商品がおすすめです。

 

缶詰タイプのドッグフードに関する2つの注意点

舌を出して上の見つめる犬

ここからは、缶詰タイプのドッグフードに関する注意点についてご紹介します。

 

開封後の賞味期限が短い

缶詰タイプのドッグフードは未開封の状態であれば長く保存できますが、1度開封するとすぐに食べ切る必要があります。ドライフードよりも水分が多いため、あっという間に傷んでしまうからです。

フードロスをなくすためには、あらかじめ食べ切れるサイズの商品を購入するか、余った分を密閉容器に移し替えて冷蔵保存するのがおすすめです。

 

歯に食べ物のカスがつまりやすい

缶詰タイプのウェットフードはドライフードよりも粘り気があるため、歯に付着しやすい特徴があります。歯に食べ物のカスがつまった状態を放置しておくと、歯周病や虫歯などの原因となります。こうした事態を防ぐためにも、食後はしっかりと歯磨きでケアをしましょう。

 

缶詰タイプのドッグフードの正しい保存方法

お座りをして餌を待つ犬

缶詰タイプのドッグフードは、1度開封するとすぐに傷んでしまいます。1回で使い切らなかった場合は、正しい保存方法で少しでも長持ちさせましょう。

余ったドッグフードは別の密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。こうすれば、1~2日程度は保存可能です。2日以上長持ちさせたい場合は、小分けにして冷凍保存する方法もあります。

 

まとめ

今回は、缶詰タイプのドッグフードの選び方や注意点、正しい保存方法についてご紹介しました。缶詰タイプのドッグフードを選ぶ際には、成分やサイズ、価格などに注目して愛犬に合ったものを見つけてみてください。

BARKING HEADS & MEOWING HEADS」では、愛犬の健康と栄養バランスを第一に考えて開発された合成添加物不使用のドッグフードを販売しています。ドライフードだけでなくウェットフードの種類も豊富で、さまざまなフレーバーから愛犬に合ったものを選べます。年齢に応じたラインナップもそろえているので、愛犬の健康を長くサポートできる食事をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

 

Contactお問い合わせ