魚ベースのドッグフードはおすすめ?選び方や水銀の危険性について解説

未分類 更新日:2023.6.16
ドッグフードを食べる犬

「魚ベースのドッグフードを与えても大丈夫?」「魚に含まれる水銀が危険って本当?」と心配されている飼い主の方もいるのではないでしょうか。魚ベースのドッグフードは、アレルギーのある犬などにおすすめです。

今回の記事では、魚ベースのドッグフードを与えるメリットや、選び方などについてご紹介します。魚ベースのドッグフード選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

魚ベースのドッグフードとは

魚ベースのドッグフードとは、主にチキンやビーフなどの肉類にアレルギーをもつ犬向けに作られた、魚を主原料としたドッグフードのことです。使用される魚の種類としては、マグロやサーモン、イワシ、ホワイトフィッシュなどが主流となっています。

 

魚ベースのドッグフードを与えるメリット

器に入ったドッグフードと犬の前足

ここからは、魚ベースのドッグフードを与えるメリットについてご紹介します。

 

肥満予防につながる

魚は高タンパクかつ低脂質なので、肥満予防につながる点がメリットです。太りやすい体質の犬には、魚ベースのドッグフードが適しています。

 

美しい毛並みの維持につながる

魚ベースのフードには、EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。このような成分は、美しい毛並みやツヤのある皮膚などの維持につながります。

 

骨や歯の健康維持につながる

魚ベースのドッグフードは、歯や骨の健康維持につながる点も魅力です。カルシウムが豊富に含まれているので、歯や骨を丈夫に保ちたい愛犬に適しています。

 

心臓や肝臓、脳の病気予防につながる

魚ベースのドッグフードにはタウリンが豊富に含まれているため、心臓や肝臓、脳の病気予防につながります。その他にも健康をサポートするさまざまな栄養素が含まれているので、犬の免疫力アップに効果的です。

 

魚ベースのドッグフードの注意点

とくに白身魚を主原料としたドッグフードは、脂質が低いため腹持ちや食いつきが悪くなる可能性があります。食欲旺盛な犬や偏食する犬にとっては、物足りなく感じるかもしれません。そのような場合には、脂質が多めのアジやタラ、サバなどが入っている商品を選択しましょう。

 

魚ベースのドッグフードの選び方は?確認すべき7つのこと

器に入ったドッグフードと空の器

ここからは、魚ベースのドッグフードの選び方についてご紹介します。

 

犬種・年齢に合ったものを選ぶ

ドッグフードを探す際には、愛犬の犬種・年齢に合ったものを選びましょう。犬は犬種や年齢によって、必要なエネルギー量や栄養素が変わります。愛犬に合ったものを選ぶためには、パッケージに記載されている対象年齢・犬種をチェックしてください。

 

良質な魚を主原料としているものを選ぶ

ドッグフードを選ぶ際には、良質な魚を主原料としているものを選びましょう。「生サーモン・タラ」など魚の種類が細かく明記されていたり、産地が開示されていたりすれば、良質な魚であることを確認しやすいです。

 

魚以外の原材料もチェックする

肉類や穀類など、魚以外の原材料もしっかりチェックしましょう。愛犬が何らかの食材にアレルギーをもっている場合、アレルゲンが原材料に含まれていないかどうかを必ず調べてください。

 

不要な添加物が含まれていないものを選ぶ

身体に良い食材にこだわりたい方は、添加物の有無も確認してください。とくに注意したい添加物としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  •  着色料:赤色2号、3号、40号、105号、黄色4号、5号、6号、青色1号、2号、102号、二酸化チタンなど
  •  酸化防止剤:BHA、BHT、エトキシキンなど
  •  保存料:ソルビン酸など
  •  発色剤:亜硝酸ナトリウムなど
  •  保湿剤:プロピレングリコールなど

 

上記のような不要な添加物を避けたい場合は「100%無添加」「完全無添加」などと表示されたドッグフードを選びましょう。

ただし添加物のなかには、犬にとって必要な栄養素を補完する役割を果たすものも存在します。したがって「添加物=悪いもの」と決めつけるのではなく、全体的な栄養バランスを考えながらドッグフードを選んでください。

 

愛犬の好みの魚を選ぶ

ドッグフードに使われている魚には、主に白身魚と赤身魚の2種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。

 

特徴 魚の種類
白身魚 低脂肪でコラーゲンが豊富。淡白な味わい サーモン、タラ、タイ、カレイなど
赤身魚 鉄分や脂肪が豊富。しっかりした味わい マグロ、イワシ、アジ、ニシンなど

 

魚ベースのドッグフードを選ぶ際は、上記のような特徴を踏まえ、愛犬に合った魚の種類が入ったものを選択しましょう。

 

愛犬の好みの形状・粒サイズを選ぶ

ドッグフードには、超小粒から大粒までさまざまな大きさのものがあります。基本的には、小型犬には小粒のように、犬の大きさにあわせて粒の大きさを決めるのがおすすめです。

ただし犬によっては、大きい粒をしっかり噛み砕いて食べたい子や、小さい粒を丸飲みしたい子などがいます。愛犬の食べ方の好みをしっかり観察して、好みに合った形状・サイズのドッグフードを探してみましょう。

 

コストパフォーマンスの良いものを選ぶ

魚ベースのドッグフードを探す際には、買い続けやすい価格帯かどうかもチェックしましょう。なぜなら、ドッグフードは継続的に長期間購入し続けるものであり、高価すぎるものを買うと家計の負担になるからです。

 

魚ベースのドッグフードは水銀が危険?

魚のドッグフード

一般的に、マグロなどの魚介類にはメチル水銀が多く含まれています。とくに食物連鎖の上位に位置する魚や、同じ魚種でもサイズの大きな魚ほど含有量が高い傾向にあります。

環境省と農林水産省による「ペットフード安全法の施行の状況」によると、魚ベースのドッグフードに含まれる水銀によって犬の健康被害が生じたという報告はありません。現時点で水銀に関する規制などはありませんが、製品の安全を確保するために、以下のような項目が事業者へ呼びかけられています。

 

  •  水銀含有量の高い可能性のある原料を使用する製品の実態調査及び適切な製造管理の徹底
  •  飼い主、動物病院(獣医師)及び事業者からの健康被害の情報収集
  •  科学的知見の収集

 

上述したように、現時点でメチル水銀による犬への健康被害は報告されていませんが、心配な方は、マグロなど水銀含有量が多い可能性がある魚ベースのドッグフードを避けるのが無難です。

 

まとめ

今回は、魚ベースのドッグフードを与えるメリットや、選び方などについてご紹介しました。魚ベースのドッグフードには、病気の予防や骨の強化などさまざまなメリットがあります。原材料や魚の種類などをよく確認し、愛犬に合ったものを選びましょう。

「BARKING HEADS & MEOWING HEADS」では、良質な魚をふんだんに使用したドッグフードを豊富に展開しています。犬に必要な栄養バランスに配慮しており、合成着色料や保存料などの不要な添加物は一切使用していません。愛犬の健康をサポートするドッグフードをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

 

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