柔らかいドッグフードはどんな犬に与える?メリット・注意点や選び方をご紹介

未分類 更新日:2024.2.25

「愛犬に与えるのは硬いフードと柔らかいフードのどっちが良いの?」「柔らかいドッグフードはどんな犬に与えれば良いの?」と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。柔らかいドッグフードは、食べやすい、消化しやすいなどのメリットから、シニア犬や体調の悪い犬などに向いています。

そこで今回は、柔らかいドッグフードのメリットや注意点、選び方のポイントなどについてご紹介します。ドッグフード選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

柔らかいドッグフードとは

ドッグフードは、主にドライ、ソフトドライ、セミモイスト、ウェットの4種類に分類されます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

分類 特徴
ドライ 水分量が10%以下のフード。
ソフトドライ 水分量が25~35%程度で、内部に気泡を発生させることで食感を柔らかくしたフード。
セミモイスト 水分量が25~35%程度で、発砲処理されていないフード。
ウェット 水分量が75%以上のフード。

セミモイストフードやソフトドライフードには、水分量をキープするために湿潤調整剤が含まれていることが多いです。一般的に、ソフトドライ、セミモイスト、ウェットが柔らかいドッグフードにあたります。

柔らかいドッグフードのメリット

ここからは、柔らかいドッグフードのメリットについてご紹介します。

愛犬が食べやすく、消化しやすい

柔らかいドッグフードには、水分が多く含まれている点がメリットです。愛犬が水をあまり飲まないときに柔らかいドッグフードを与えれば、食事と一緒に水分補給もできます。

また水分が豊富に含まれている柔らかいドッグフードは、体内で分解されやすく、消化がスムーズに行われる点も魅力です。消化不良になっている犬や、消化機能が衰えたシニア犬などにも、柔らかいドッグフードは適しています。

愛犬の食いつきが良くなる可能性がある

柔らかいドッグフードは、ドライフードよりも香りが高く、嗜好性に優れている点が特徴です。犬は香りによってご飯の味を判断するので、柔らかいドッグフードのほうが食いつきが良くなります。食欲が低くなっている愛犬には、柔らかいドッグフードを与えてみましょう。

柔らかいドッグフードの注意点

ここからは、柔らかいドッグフードの注意点についてご紹介します。

開封後の賞味期限が短め

柔らかいドッグフードには水分がたくさん入っているので、ドライフードよりも早く腐りやすくなっています。そのため、開封してからの賞味期限が短めである点に注意しましょう。

柔らかいドッグフードの多くは、1~2日のうちに食べ切ることが求められます。1回で食べ切れない量は、冷蔵庫で保存してください。

湿潤調整剤・防カビ剤などの添加物が使われていることが多い

多くの柔らかいドッグフードには、水分を逃がさないようにするための湿潤調整剤(プロピレングリコールなど)という添加物が入っています。またカビや細菌などの繁殖を防止するため、ソルビン酸カリウムなどが含まれている可能性も高いです。

添加物の量や種類が気になる場合は、購入する前に商品の公式サイトなどをチェックし、成分表示をリサーチしてみてください。

愛犬の歯に食べカスがつまりやすい

ウェットフードは柔らかいので、ドライフードよりも歯に食べカスがつまりやすいです。食べカスが歯に蓄積すると、歯周病などの原因となりかねません。歯茎や歯のトラブルを防止するためには、食後に歯磨きをして口腔内をケアしてあげましょう。

柔らかいドッグフードはどんな犬に適している?

ここからは、柔らかいドッグフードが適している犬の特徴についてご紹介します。

消化機能や食欲が低下した「シニア犬」

健康状態が悪くなったり、消化機能や食欲が低下したりしたシニア犬には、柔らかいフードを与えるのがおすすめです。柔らかい状態で与えることによって、シニア犬でもご飯を食べやすくなります。

ただし元気なシニア犬であれば、歯や顎を健康に保つためにも、様子を見ながら硬いフードを与えるのが良いでしょう。

健康状態の良くない「成犬」

基本的に元気な成犬には、硬いドライフードを与えましょう。毎日柔らかいドッグフードを与えていると、噛む力が衰えてしまう可能性があるからです。しかし次のような症状がある場合は、柔らかいドッグフードを検討してみてください。

  • 歯茎や歯に問題があって食べにくそう
  • 消化器官に問題がある
  • 食欲不振になっている

上記のような症状が見られる場合は、まず獣医師に相談したうえで、愛犬に合った食事管理を行いましょう。

生後3~4ヶ月頃までの「子犬」

生後3~4ヶ月頃までの子犬は消化機能が未発達なので、硬いフードを与えていると消化が上手くできずに吐いてしまう可能性があります。消化を助けるためには、柔らかいドッグフードを与えるのがおすすめです。

ただし子犬が大きくなって消化器官が発達する頃になったら、少しずつ硬いフードに慣らしていきましょう。

愛犬に与える柔らかいドッグフードの選び方

ここからは、愛犬に与える柔らかいドッグフードの選び方についてご紹介します。

愛犬の年齢に適したものを選ぶ

柔らかいドッグフードを選ぶ際には、愛犬の年齢に合ったものを選択してください。犬は年齢に応じて、必要な栄養素やエネルギー量が変化します。健康的な身体をキープするためには、年齢に合った食事を摂取できるように配慮しましょう。

なおシニア犬の場合は若い頃よりも活動量が減り、代謝も低下します。そのためシニア犬には、成犬よりも低脂肪&低カロリーなものがおすすめです。

良質な動物性タンパク質が使われているものを選ぶ

消化しやすいものを選びたいなら、良質な動物性タンパク質が使用されているものがおすすめです。植物性タンパク質に多く入っているグルテンは犬の体内で消化されにくく、十分に栄養を吸収できない恐れがあります。

必要な栄養分をしっかり摂るためには、チキンやビーフなどの動物性タンパク質が入ったドッグフードを選びましょう。

余計な添加物が含まれているものは避ける

ドッグフードには、見た目や嗜好性を良くするために着色料や甘味料などを入れているものもあります。このような添加物によってアレルギーが生じる可能性もあるので、できるだけ余分な添加物が含まれていない天然由来のフードを選択しましょう。

鮮度を保てる工夫がされているものを選ぶ

柔らかいドッグフードの新鮮さをキープできるように、小分けにされたものを選ぶのがおすすめです。個包装されていれば、1回で食べ切れるため新鮮さが失われずに済みます。

また、チャック付きなど密閉性に優れたタイプや、脱酸素剤が封入されているタイプであれば、新鮮な状態をキープしやすいです。

まとめ

今回は、柔らかいドッグフードのメリットや注意点などについてご紹介しました。愛犬の健康状態や年齢に応じて、柔らかいドッグフードを上手に活用しましょう。

「BARKING HEADS & MEOWING HEADS」は、上質な原材料選びにこだわったドッグフードを取り扱っています。合成着色料、保存料を一切使用しておらず、天然由来の素材を使っています。ドライタイプやウェットタイプなどさまざまな種類を展開していますので、愛犬に合ったご飯をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

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