ドッグフードの賞味期限はどのくらい?未開封・開封後の目安をご紹介

未分類 更新日:2023.6.27
ガラスの器に入ったドッグフード

「ドッグフードの賞味期限はどのくらい?」「賞味期限の切れたドッグフードを食べさせてもよいの?」と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。賞味期限の切れたドッグフードは、劣化して身体に悪影響を与える可能性があります。

今回の記事では、ドッグフードの賞味期限の目安や、正しい保存方法などについてご紹介します。正しく保存して状態のよいドッグフードを食べさせたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ドッグフードの賞味期限の目安

舌をペロッと出す犬

まずは、ドッグフードの賞味期限の目安についてご紹介します。

 

未開封の場合は1~3年

未開封の場合の賞味期限は、基本的には商品のパッケージに記載されています。賞味期限はドッグフードの種類ごとに異なり、目安としては、以下のとおりです。

 

種類 未開封時の賞味期限目安
ドライフード 1~1.5年
ウェットフード 2~3年

 

一般的に、ドライフードよりもウェットフードのほうが賞味期限が長い傾向にあります。なぜなら、製造工程における熱処理などによって長期間品質を保ちやすいからです。防災時の非常用として、ウェットフードを備えている方も少なくありません。

ただし、ドライフード・ウェットフードの種類にかかわらず、賞味期限があまりにも長すぎる商品には注意が必要です。賞味期限が長すぎる場合、品質を保つために防腐剤や保存料などの合成添加物がたくさん使われている恐れがあります。

 

開封後の場合は2日~1ヶ月

開封後のドッグフードは、保存方法に気をつけてなるべく早く食べきりましょう。開封後から食べきるまでの期間の目安は、以下のとおりです。

 

種類 開封後から食べきるまでの目安
ドライフード 1ヶ月
ウェットフード 冷蔵で2~3日

 

多くのドライフードの表面にはオイルがコーティングされており、空気に触れたら油が酸化して劣化しやすくなります。そのため、開封後はなるべく早く食べきりましょう。

またウェットフードには水分が多く含まれているため、開封後はすぐに食べきる必要があります。1回で食べきれなかった場合は、密閉したうえで冷蔵保存し、2~3日以内に食べきってください。

 

ドッグフードの正しい保存方法

瓶からあふれ出るドッグフード

ドッグフードを保存する際は、開封・未開封にかかわらず以下の点に注意してください。

 

  • 直射日光を避ける
  • 高温多湿を避ける
  • 密閉状態で保管する

 

高温多湿や直射日光の場所で保管すると、湿気や害虫、カビなどの原因となります。以下では、開封後のドライフードとウェットフードの保存方法について詳しくご紹介します。

 

ドライフードの場合

ドライフードは、密閉したうえで冷暗所に保存しましょう。ドライフードが傷むのを防止するため、次のような場所には置かないでください。

 

  • 湿気の多い場所
  • 気温が高い場所
  • 冷蔵庫

 

ドライフードを冷蔵庫で保管すると、結露の影響でカビが発生しやすくなります。そのためドライフードは、基本的に常温保存しましょう。またドライフードを密閉する方法は、以下の2つがおすすめです。

 

  • パックに移して小分けにする
  • 気密性の高い容器に袋ごと入れる

 

ただし、いったん開封したドライフードは酸化が進んでしまうので、賞味期限や保存方法にかかわらず早めに食べきりましょう。目安として、開封後1ヶ月以内にはすべて食べきってください。

 

ウェットフードの場合

1回開封したウェットフードを保管する場合は、密閉容器に移してください。密閉容器がない場合は、ラップをかけて輪ゴムで留めるのもおすすめです。空気が入らないよう、しっかりと密閉してください。

密閉したウェットフードは、冷蔵庫で保存しましょう。水分が多く含まれるウェットフードは傷みやすいので、常温保存には向いていません。

なおウェットフードをなるべく長く保管したい場合は、冷凍保存するのもひとつの手です。冷凍保存する際には、使いやすいよう1回分ずつ小分けにしておきましょう。ただし冷凍保存の場合であっても、3週間程度を目安に食べきってください。

なおドッグフードの保存方法については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

 

【関連記事】
ドッグフードの正しい保存方法とは?ドライ・ウェットに分けてポイントを解説

 

賞味期限切れのドッグフードを与えても大丈夫?

ドッグフードを食べる犬

一般的に、賞味期限と消費期限の違いは以下のとおりです。

 

  • 賞味期限:比較的傷みにくい食品への表示
  • 消費期限:急速に品質が落ちやすい食品への表示

 

このように、賞味期限を多少過ぎたとしても品質が急激に劣化するわけではないため、重篤な健康被害を過度に心配する必要はありません。

ただし、賞味期限切れのドッグフードには、いくつかのリスクがあります。ここからご紹介するリスクを理解したうえで、賞味期限を過ぎたドッグフードを処分するかしないか検討しましょう。

 

劣化したり虫が湧いたりする可能性がある

ドッグフードは未開封でも保管環境によっては劣化が進んでしまいます。
賞味期限が切れたドッグフードには劣化の可能性があり、開封後は虫が湧く恐れもありますので注意しましょう。

ドッグフードに湧きやすい虫は、主に以下のとおりです。

 

  • タバコシバンムシ
  • ノシメマダラメイガ
  • ヒラタチャタテ など

 

未開封でも袋に穴があいていたり、開封後しっかり密閉したつもりでいても少しの隙間があったりすることで、虫が入り込む可能性があるので注意してください。

 

缶の成分が溶け出す可能性がある

缶詰タイプの場合、賞味期限を過ぎてしまうと缶の成分が溶け出す可能性があります。なぜなら、ドッグフードに使われている缶は低コストで耐久性が低いケースが多いからです。長期間保管して缶の成分が溶け出すと、ドッグフードの品質に悪影響がおよぶ恐れがあるので注意しましょう。

 

賞味期限内のドッグフードでも注意が必要

たとえ賞味期限内であっても、保存方法が誤っていると早期に中身が劣化したり、カビが生えたりする可能性があります。1回劣化したドッグフードは元には戻らないので、処分するしかありません。そのような事態を防ぐために、正しい保存方法を身につけましょう。

 

ドッグフードの賞味期限の見方

ドッグフードの賞味期限は、商品パッケージに記載されています。賞味期限の記載方法は国によって異なるため、以下の表を参考に読み方を把握しましょう。

 

表記 2023年1月2日の場合
日本 年/月/日 23/01/02
アメリカ 月/日/年 01/02/23
イギリス 日/月/年 02/01/23

 

とくに外国で製造されたドッグフードを購入する際は、賞味期限の読み方を間違えないように注意してください。

 

まとめ

今回は、ドッグフードの賞味期限の目安や、正しい保存方法などについてご紹介しました。ドッグフードの賞味期限が過ぎると、中身が劣化したりカビが生えたりする恐れがあります。正しい保存方法を理解したうえで、ドッグフードを賞味期限内に食べきりましょう。

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