ドッグフードの種類とは?目的・形状・ライフステージ・犬種別にご紹介

未分類 更新日:2023.6.1
色々な形のドッグフード

愛犬が毎日食べるものといえば、ドッグフードです。しかしドッグフードは形状や硬さ、大きさなどたくさんの種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、ドッグフードの種類について目的・形状・ライフステージ・犬種別にご紹介します。ドッグフード選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ドッグフードには、どんな種類がある?

ひと口にドッグフードといっても、実は分類の仕方によって、以下のような種類分けができます。

 

  •  目的による種類分け
  •  形状による種類分け
  •  ライフステージによる種類分け
  •  犬種による種類分け

 

愛犬に合ったドッグフードを選ぶためには、上記すべての種類分けについてしっかり確認することが大切です。以下では、それぞれの種類分けについて詳細に解説していきます。

 

【目的別】ドッグフードの種類

細かいドッグフード

ドッグフードは、その目的によって以下の種類に分類されます。

 

  •  総合栄養食
  •  間食
  •  療法食
  •  その他の目的食

 

ここからは、それぞれの特徴についてご紹介します。

 

総合栄養食

総合栄養食はいわゆる「主食」にあたり、犬にとって必要な栄養素がバランスよく詰まっている種類です。ペットフード公正取引協議会が定める栄養基準をクリアした商品のみが「総合栄養食」と表記できます。基本的には、水と総合栄養食を毎日与えていれば問題ないと考えてよいでしょう。

 

間食

いわゆる「おやつ」にあたるのが、間食です。間食だけで1日に必要な栄養を補えるわけではない点に注意しましょう。トレーニングが上手にできたときなど、ご褒美として間食を与えるのがおすすめです。

 

療法食

愛犬が何らかの疾患にかかっているときや、体調が優れないときに与えるドッグフードが療法食です。療法食の多くは、通常のドッグフードよりも塩分やカロリーが控えめになっています。

ただし療法食の量や与え方については、自分で判断するのではなく必ず獣医師に相談しましょう。

 

その他の目的食

その他の目的食には、免疫力アップや老化対策、関節ケアなど特定の目的をサポートするサプリメントなどが該当します。間食と同様に、その他の目的食だけで犬に必要な栄養分を補えるわけではないので、あくまで総合栄養食の補助として活用しましょう。

 

【形状別】ドッグフードの種類

透明な器に入ったドッグフード

ドッグフードは、形状によって以下の4種類に分類できます。

 

  •  ドライフード
  •  ソフトドライフード
  •  セミモイストフード
  •  ウェットフード

 

ここからは、それぞれの特徴についてご紹介します。

 

ドライフード

ドライフードとは、水分が10%に達しないドッグフードのことです。ほかのタイプよりも保存期限が長いので、コスパに優れているメリットがあります。しかしシニア犬や歯の弱い犬は、硬くて食べづらい可能性がある点に注意しましょう。

 

ソフトドライフード

ソフトドライフードとは、ドライフードのなかに気泡を発生させて柔らかい食感にしたタイプです。水分が25~35%ほど含まれており、しっとりした嚙み心地を特徴としています。水分を逃がさないようにするために、湿潤調整剤(主にプロピレングリコール)が含まれているものが多いです。

ソフトドライフードを食べることによって、ドライフードよりも多くの水分を摂取できるメリットがあります。

 

セミモイストフード

セミモイストフードとは、気体を発生させずに水分によって柔らかさを出しているフードです。ドライタイプとウェットタイプの中間ぐらいの硬さとなっています。密度が高いため、粘土のようにずっしりとした質感です。

ソフトドライフードと同じく、25~35%ほどの水分が含まれています。こちらも水分量をキープするために、湿潤調整剤(主にプロピレングリコール)が入っているものが多いです。

 

ウェットフード

ウェットフードとは、水分量が75%を占めるタイプです。栄養と同時に水分を摂取できるだけでなく、香りが強いので犬の食欲を引き出します。ただし、ドライフードよりも食べカスが歯にたまりやすいため、食後の歯磨きを丁寧に行ってください。

 

【ライフステージ別】ドッグフードの種類

ドッグフードを食べる中型犬

ドッグフードの種類は、ライフステージによっても変わります。年齢に応じて、犬に必要なエネルギー量や栄養素が変化するからです。ここからは、ドッグフードの種類についてライフステージ別にご紹介します。

 

授乳期用フード(生後4週齢前後まで)

生後4週齢前後までは、授乳期用フードを与えましょう。授乳期用フードには、母乳の成分に寄せた液状ミルクや粉ミルクなどがあります。また、母犬が授乳のために必要な栄養分を配合した高栄養なドッグフードも展開されています。

 

幼犬期用フード(生後8週齢前後まで)

生後8週齢前後までの幼犬期には、離乳食として食べやすくて消化しやすいものを与えましょう。幼犬は消化器官が未発達であるため、いきなりドライフードを与えると消化不良を起こして吐いてしまう可能性があります。

この時期には、ウェットフードやふやかしたフードなど、水分量が多くて柔らかいものを与えるのがおすすめです。

 

成長期用フード(1歳前後まで)

1歳前後までの成長期には、筋肉や骨を形成するために豊富な栄養が必要です。そのため、ミネラルやビタミン、アミノ酸などが多く含まれ、脂質やタンパク質などを十分に摂取できるフードを与える必要があります。商品パッケージに「幼犬用」「成長期用」などと記載されたものを選ぶのがおすすめです。

 

成犬用フード(1歳から6~8歳前後まで)

1歳から6~8歳前後までは、成犬用のドッグフードを与えましょう。健康上の問題がない場合は、噛む力を衰えさせないためにも基本的にドライフードを与えるのがおすすめです。

 

シニア犬用フード(6~8歳以降から)

6~8歳以降のいわゆるシニア犬には、シニア犬用のドッグフードを与えましょう。年齢を重ねるにつれて、代謝や運動量が低下していくため、低カロリー・低脂肪に調整されたものがおすすめです。

またシニア犬は消化機能や噛む力も衰えていくので、食べやすくて消化しやすいウェットフードに切り替えるのもよいでしょう。

 

妊娠期用フード

妊娠期を迎えた母犬は、人間のつわりに似たような食欲不振や吐き気などが見られる可能性があります。そのような場合は、お腹にやさしく消化しやすいドッグフードを少量ずつ、数回に分けて与えてください。

 

【犬種別】ドッグフードの種類

ドッグフードの種類は、小型犬、中型犬、大型犬のような犬種によっても異なります。ここからは、犬種別のドッグフードについてご紹介します。

 

小型犬用フード

ダックスフンドやマルチーズ、トイプードル、チワワなどの小型犬は、小粒タイプで食べやすいフードを与えるのがおすすめです。また小型犬は偏食の傾向があるため、嗜好性の高いものを選ぶのもよいでしょう。

 

中型犬用フード

コーギーや柴犬などの中型犬は運動量が多く、元気で活発です。したがって脂質やタンパク質を豊富にバランスよく配合したドッグフードをおすすめします。

 

大型犬用フード

シベリアンハスキーやゴールデンレトリーバーなどの大型犬は、消化器官が繊細であることが多いです。したがって、胃腸に負担がかからないタイプのドッグフードを与えましょう。

 

まとめ

今回は、ドッグフードの種類について目的・形状・ライフステージ・犬種別にご紹介しました。種類ごとの特徴をしっかり理解したうえで、愛犬に合ったドッグフードを選びましょう。

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